こんにちは、ゆうです!
先日、私のスマホにこんなSMSが届きました。
「【不在】お荷物の配送ミスが発生しております。こちらから確認 hxxps://〜〜」
ネット通販をよく使うので、一瞬「あれ、何か頼んでたっけ?」とドキッとしたんですが……結論から言うと、調べてみたところ詐欺SMS(スミッシング)でした。
しかも今回のは、文面に私自身の電話番号が書かれているという、ちょっと巧妙なタイプ。この記事では、実際に届いたスクショを見せながら、
- 詐欺SMSの見分け方4つ
- 自分の電話番号が書かれている巧妙な手口の正体
- 迷ったときにAIに相談するという新しい確認方法
- 届いたときの対処法&押してしまったときのリカバリー
を、まるっと解説します。読み終わる頃には、怪しいSMSを落ち着いて見分けるためのチェックポイントが分かるはずです。
※この記事の内容は2026年9月時点の情報です。手口や各社の案内は変わることがあるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
実際に届いた詐欺SMSがこちら
まずは現物をどうぞ。ある日の夕方、突然届きました。

※スクショでは送信元の表示を伏せていますが、実際は「+81 80-XXXX-XXXX」という形式の番号でした。
文面はこんな感じです。
090XXXXXXXX【不在】お荷物の配送ミスが発生しております。こちらから確認 https://(怪しいURL)
※冒頭の電話番号とURLは、理由があって隠しています。この「隠した理由」が実はこの記事のポイントなので、あとで詳しく説明しますね。
「配送ミス」「不在」……ネット通販ユーザーなら心当たりがありそうなワードを並べてくるのがイヤらしいところ。でも、落ち着いて見ると詐欺のサインだらけなんです。
結論:これは詐欺。見分けるポイントは4つ
先に結論をまとめます。宅配便を装ったSMSが届いたら、この4つをチェックしてください。
- 送信元が個人の携帯番号(+81 80〜、090〜など)
- URLが公式ドメインじゃない
- 文面が曖昧(日時・伝票番号などの具体情報がない)
- 謎の電話番号や不自然な日本語が入っている
1つでも当てはまったら、ほぼ黒。順番に見ていきましょう。
詐欺SMSの見分け方4選
①送信元が「個人の携帯番号」になっている
今回のSMSの送信元は「+81 80〜」で始まる、ごく普通の携帯電話番号でした。
実は大手配送業者は、そろって「不在連絡はSMSで送っていない」と公式に案内しています。
- ヤマト運輸:ショートメールによるご不在連絡・お届け予定のお知らせは行っていない。住所確認を求める連絡や、再配達の請求をする連絡も送らない
- 佐川急便:SMSで不在通知の案内を送ることはない
- 日本郵便:日本郵便を装った不審なメール・SMSとして注意喚起(※一部例外あり。後述します)
つまり「見知らぬ携帯番号から不在通知のSMSが届いた」時点で、公式の案内ではないと判断できます。「+81」で始まる国際表記や、090/080番号から届いた不在通知は、まず疑ってOKです。
ちなみにヤマト運輸は、本人認証の認証番号などは別途SMSで送ってくることがあります。「ヤマトはSMSを一切使わない」ではなく、「不在連絡・お届け予定のお知らせには使わない」と覚えておくのが正確です。
②URLが公式ドメインじゃない
一番確実な見分けポイントがこれ。リンクのドメイン(URLの「〇〇.com」の部分)を見てください。
本物の配送業者なら、必ず公式ドメインが使われます。
| 配送業者 | 公式ドメイン |
|---|---|
| ヤマト運輸 | kuronekoyamato.co.jp |
| 佐川急便 | sagawa-exp.co.jp |
| 日本郵便 | japanpost.jp |
| Amazon | amazon.co.jp |
今回届いたのは、まったく無関係の意味不明な英字ドメイン。この時点で完全にアウトです。
ちなみに詐欺側も学習していて、「yamato-△△△△.com」みたいな公式っぽく見せかけた偽ドメインを使うケースもあります。「それっぽい単語が入ってるから本物」ではなく、「公式ドメインと完全一致しているか」で判断してくださいね。
③文面が曖昧で、具体的な情報がない
本物の不在通知には、必ず具体的な情報が入っています。
- 「〇月〇日 〇時頃にお伺いしました」という日時
- 伝票番号(お問い合わせ番号)
- 担当ドライバーや営業所の情報
一方、詐欺SMSは「配送ミスが発生しております」だけ。いつ・どの荷物か、一切書かれていません。不特定多数に同じ文面をバラまいているので、具体的なことが書けないんです。
④謎の電話番号や不自然な文面が入っている
今回のSMSは、文頭にいきなり11桁の電話番号が書かれているという不自然な構成でした。正規の通知でこんな書き方はまずしません。
そして実はこの電話番号、ただのランダムな番号ではなかったんです……。次のセクションで詳しく解説します。
要注意!文面に「自分の電話番号」が入っている巧妙な手口
ここがこの記事で一番伝えたいポイントです。
SMSの文頭に書かれていた電話番号——実はこれ、私自身の電話番号でした。
スクショにモザイクをかけていたのは、詐欺のURLを隠すためだけじゃなく、私の実際の番号が写っていたからなんです。
狙いは「個別対応感」の演出
この手口の狙いはシンプルで、
「自分の電話番号が書いてある=自分宛ての正式な通知だ」と錯覚させること
です。実際は不特定多数へのバラまき送信なのに、受信者の番号を文面に埋め込むだけで「私の情報を知っている業者からの連絡だ」という”個別対応感”を演出できてしまうんですね。
「番号を知られている=個人情報が漏れた」ではない
「え、なんで私の番号を知ってるの?怖い!」と思うかもしれませんが、落ち着いてください。
電話番号は機械的な総当たり(ランダム生成)や過去の流出リストから入手されるケースがほとんど。つまり「あなたの番号にSMSを送った」というだけで、名前や住所とセットで知られているわけではない場合が大半です。
ここで覚えておいてほしい教訓はこれ。
「自分の情報が書いてあること」は、本物である証拠にならない。むしろ最近は詐欺のサインのひとつ。
本物の不在通知はどう届く?
「じゃあ本物はどう来るの?」というと、主要な配送業者の不在連絡は今はこんな形が基本です。
- 紙の不在連絡票がポストに入る
- 公式アプリやLINE公式アカウントからの通知(ヤマトの「クロネコメンバーズ」、日本郵便の「ゆうID」+郵便局アプリ、「eお届け通知」など)
- 登録したメールアドレスへの通知
SMSが使われるケースは限定的で、使われる場合も送信元は業者名や公式の共通番号です。「見知らぬ携帯番号からのSMS+URL」の組み合わせは、本物ではまず起こりません。
ただし、ゼロではありません。日本郵便の注意喚起ページでは、株式会社郵便局物販サービスが、お荷物のお届け時に不在だった場合に送るSMSが、例外として除外されています。
とはいえ、例外があるからといって判断が難しくなるわけではありません。「SMSのリンクは踏まない。荷物が気になるなら公式アプリか公式サイトを自分で開く」——このルールさえ守っていれば、本物か偽物かを自分で見抜けなくても被害には遭いません。
迷ったらAIに相談してみるのもアリ(私はこれで確信しました)
ここからは、今回私が実際にやった確認方法の話です。
怪しいとは思いつつ「万が一本物だったら荷物どうなるんだろう…」と少しモヤモヤしたので、SMSのスクショを撮って、AI(ClaudeやChatGPTなど)に画像ごと送って「これは偽物ですか?」と聞いてみました。
すると数秒で、
- 送信元が個人の携帯番号であること
- URLが配送業者と無関係のドメインであること
- 文面に具体的な情報がないこと
を根拠に「これは詐欺SMSです」と即答。理由つきで説明してくれたおかげで、スッキリ確信できました。
AIに聞くメリット
- 早い:家族や友人に聞くより速攻で返ってくる
- いつでも聞ける:深夜でも早朝でもOK
- 理由まで教えてくれる:「なぜ詐欺なのか」が分かるので、次からは自分で見分けられるようになる
使うときは、スクショを添付してこんなふうに聞くだけです。
「このSMSは本物ですか?詐欺の可能性をチェックしてください」
ただし、順番と注意点だけ守って!
便利な方法ですが、3つだけ約束してください。
- AIに聞く前に、SMS内のURLは絶対タップしない(確認はあくまでスクショで。うっかりリンクを踏んだら本末転倒です)
- AIの回答も100%ではないので、最終判断の材料のひとつとして使う
- 個人情報が写り込んだスクショを送らないよう軽くチェック(今回のような詐欺SMS画面だけなら基本問題なし)
詐欺SMSが届いたときの正しい対処法
やることはシンプル。この4ステップだけです。
- URLをタップしない
- 返信しない(反応すると「使われている番号」と判定されて、詐欺SMSがさらに増えます)
- メッセージを削除して、番号をブロック
- 余裕があれば「迷惑メッセージとして報告」(iPhoneのメッセージアプリや、各携帯キャリアの迷惑SMS報告機能から可能)
「無視して消す」が正解です。折り返し電話も不要ですよ。
もしURLを押してしまったら?入力してしまったら?
「やばい、押しちゃった…」という人も、慌てなくて大丈夫。状況別に整理します。
URLを開いただけの場合
偽サイトを表示しただけで、何も入力していなければ、被害につながっていない可能性が高いです。すぐページを閉じて、念のため以下をやっておくと安心です。
- ブラウザの履歴・キャッシュを削除
- スマホのセキュリティチェック(不審なアプリ・プロファイルが入っていないか確認)
個人情報やクレジットカード情報を入力してしまった場合
ここはスピード勝負です。落ち着いて、順番に。
- カード情報を入れた場合:すぐカード会社に連絡して利用停止・再発行。身に覚えのない利用がないか明細を確認
- ID・パスワードを入れた場合:そのパスワードを即変更。同じパスワードを使い回している他のサービスも全部変更
- 不審なアプリをインストールしてしまった場合:すぐアンインストール。不安なら携帯キャリアのショップや窓口に相談
- 実際に金銭被害が出た・出そうな場合:警察相談専用電話「#9110」や最寄りの警察署へ
よくある質問
Q. 文面に私の電話番号が書いてあったけど、個人情報が漏れているの?
A. 電話番号だけなら、ランダム生成や過去の流出リストから機械的に送られているケースがほとんどで、名前や住所までセットで知られているとは限りません。過度に心配する必要はありませんが、気になる場合は、パスワードの使い回しをやめる・二段階認証を設定するなど、この機会にセキュリティを見直しておくと安心です。
Q. 送信元の電話番号に折り返し電話してもいい?
A. やめておきましょう。詐欺グループにつながる可能性があるうえ、「反応する番号」と認識されて別の詐欺のターゲットにされる恐れがあります。本当に荷物が心配なら、配送業者の公式サイトやアプリから自分で問い合わせるのが確実です。
Q. URLを開いただけなら本当に大丈夫?
A. 何も入力せずすぐ閉じたなら、被害につながっていない可能性が高いです。ただし偽サイトの作りによってはリスクがゼロとは言い切れないので、不審なアプリが入っていないかの確認と、心配ならパスワード変更をしておくとより安心です。
Q. 本物の不在通知かどうか、どうしても不安なときは?
A. SMSのリンクは使わず、公式アプリや公式サイトを自分で開いて荷物の状況を確認しましょう。追跡番号を持っていれば公式サイトで照会できますし、注文履歴(Amazonや楽天など)から配送状況も確認できます。「届いたリンクからではなく、自分から公式に行く」が鉄則です。
まとめ:怪しいSMSは「押さない・返さない・消す」
最後に、今日のポイントをおさらいします。
- 宅配業者を装う詐欺SMSは、①送信元が携帯番号 ②URLが非公式 ③文面が曖昧 ④不自然な番号入りの4つで見分けられる
- 自分の電話番号が文面に入っていても、本物の証拠にはならない(むしろ詐欺のサイン)
- 迷ったらスクショをAIに送って相談するのも手(ただしURLは絶対タップしない!)
- 届いたら「押さない・返さない・消す」の3原則でOK
- 押してしまっても、入力さえしていなければ被害の可能性は低め。入力してしまったら即カード会社連絡&パスワード変更
詐欺の手口はどんどん進化していますが、見分けるポイントさえ知っていれば怖くありません。この記事が、あなたやご家族がだまされないための予防接種になれば嬉しいです。
それではまた!ゆうでした🙌
参考・出典
- ヤマトホールディングス|ヤマト運輸の名前を装った「迷惑メール」が多発しています。「なりすましサイト」への誘導に十分ご注意ください
- 佐川急便|佐川急便を装った迷惑メールにご注意ください
- 日本郵便|日本郵便を装った不審メール及び架空Webサイトにご注意ください
※本記事の内容は2026年9月時点の情報です。各社の案内は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。

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